厳しい言葉と甘い言葉

32年ぶりに訪れた福岡県柳川市で見つけたのは、

〝厳しい言葉に「われ」に帰り 

 甘い言葉に「われ」を忘れる〟

詩人北原白秋の生家のすぐ近く、西福寺門前に立てかけられた一文。

〝厳しい言葉〟を聞くことは、年を経るごとに少なくなり、

〝甘い言葉〟に惑わされることも少なくなっただろうか。

〝甘い言葉〟は、ともすればかける側に下心や、利得があったり、

聞く側も心地よいので無意識のうちに正当化してしまう。

〝厳しい言葉〟を自身に掛け、「われ」に帰る訓練もしなければ。。。