『奉仕の〇〇』が読めません
![青淵文庫《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=380x1024:format=jpg/path/s0ce7be6b61cdaab8/image/i83da9d482020ff3a/version/1650780549/%E9%9D%92%E6%B7%B5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B9%B3%E8%B3%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B7%E3%82%BA.jpg)
今年の桜の見納めにと、友人と
北区の飛鳥山公園に出かけました。
満開を過ぎ花びらを散らし始めましたが、
それはそれで風情があり桜はどんな姿も美しい。
左は渋沢栄一80歳のお祝いに送られた図書館(書庫)
青淵文庫前の桜です。
と、散策する中で見つけた石板の漢字が読めません。
![飛鳥山公園 『奉仕の森』《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=470x1024:format=jpg/path/s0ce7be6b61cdaab8/image/i23f571466b511841/version/1650780549/%E9%A3%9B%E9%B3%A5%E5%B1%B1%E5%85%AC%E5%9C%92-%E5%A5%89%E4%BB%95%E3%81%AE%E6%A3%AE-%E5%B9%B3%E8%B3%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B7%E3%82%BA.jpg)
「奉仕の?」
えっ、何? なんて読むの?
気になります。
筒体手写(手書き入力)で調べても出てくるのは「禿」の文字。
禾へんではなく、木の下に几の字なんです。
帰宅しIMEパッドで入力しても、オンライン漢和辞典で調べても、
他の方法で試みてもダメでした。
10周年記念 創立昭和36年4月12日と読めます。
王子ローターリークラブにも問い合わせましたが、古いものなので記録もなく分かりませんとの答えでした。
昭和36年に建てられた頃は、みんな『奉仕の〇〇』読めていたんだろうな。
それにしても、辞典にもなく、
昭和36年頃に使われていた漢字が、忽然と消えた?
ご存知の方教えて下さ~い。
とメルマガでお願いしたところ早速、関西に住む友人から
「奉仕の森」で~す。
![森の崩し字《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x387:format=jpg:rotate=90/path/s0ce7be6b61cdaab8/image/i54e789b1081b59b9/version/1650780876/%E6%A3%AE%E3%81%AE%E5%B4%A9%E3%81%97%E5%AD%97-%E5%B9%B3%E8%B3%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B7%E3%82%BA.jpg)
森は崩し字でした。
飛鳥山公園内にある、北区飛鳥山博物館の学芸員さんからも、
「奉仕の森」と読みます。
私たちも(小さな碑なので)気づかなくて、
あれから気になっていたのです。
と、崩し字辞典まで持ち出してご回答下さいました。
私にはちょっとした事件が解決し、お陰様で「知るは喜び」となりました。
友人や飛鳥山博物館の学芸員さんに感謝です。
再び訪れた雨の飛鳥山公園は八重桜と藤の花が満開でした。
お薦めです。