取引制限がかかります

 住所変更はお済ですか

「住所変更がされていないためお買付けを停止します」

NISA口座で毎月積立買い付けをしているのに、突然積立ができなくなった。

NISA口座は国内に住む18歳以上の人なら誰でも利用できます。

ところが、証券会社からの郵便物が届かない、長期の海外滞在などで居住が確認されないと、

取引が出来なくなります。

住所変更がされないと《平賀ファイナンシャルサービシズ(株)》

まめに口座確認をしている人はともかく、転居をしたのに住所変更届出がされていないと、

NISA口座で積立てているつもりが、気が付いたら買付けが出来ていない。

証券会社届出の住所と現住所が異なると取引制限がかかります。

この住所変更、今後はマイナンバーカードに紐付けるとのことです。

〝マイナンバーによる住所照会を軸とする。

証券会社などが確認書類を郵送する必要がなくなり業務を効率化できる。〟

ー 2023年8月16日日経新聞ー

証券会社で口座開設をするときは、マイナンバーの届け出が必須です。

今後は〖住所変更〗をクリックするだけで、ネット上で住所変更が可能となり、

取引制限も即解除されるようになるのでしょうか。

住所変更の手続きをしなければならないところって結構ありますよね。

役所の手続きだけでも、・転出入届・年金・健康保険・マイナンバーカード・児童手当等、

他にも・運転免許証・パスポート・電話・新聞・NHK・銀行・郵便局・保険会社等々

このうち出来る限りのところでマイナンバーカードと紐づけ、

転居の度の住所変更は必要ありません、となればマイナカードの利便性の認知も高まるのに。

政府もこの辺りから始めればいいのに、下手だなぁ。。

マイナンバーカードはデジタル化で面倒な手続きの省力簡素化が目的のひとつ。

健康保険証との紐づけだって、本来は診療や投薬の重複を避け、

医療費の無駄を省くことを目指したもので、現状のもたもたは残念な限りです。