ジャカランタの花を目当てに、初めて熱海を訪れました。
優美な紫のジャカランタと、糸川沿いの紅いブーゲンビリアで南国の風情でした。
世界の3大花木の一つジャカランタを始めてみたのは15年以上前、浜松フラワーパークでした。
鮮やかで涼しげなジャカランタに、「こんな花見たことない。」
この季節になると、ついジャカランタを探してしまいますが、なかなか見かけません。
「ジャカランタ・フェスティバルをやってるよ。」
次に観たのは、横須賀にある神奈川歯科大学キャンバスです。
なかなかの大木揃いで「紫の桜」の下、お花見を堪能しました。10年前です。
そうか…、念願のジャカランタは10年ぶり、もう10年も経つんだ。
まだ観たいものがたくさんあります。 これからは時間(余命)との競争を意識しないと。。。
史上最高値で投資でも
先週の日経平均株価は68,000円台を付けるなど、日米とも高値更新が続いています。
そうなると、「高値掴みはしたくない。」「下がるまで待とう。」と迷いますよね。
あるいは、「暴落が怖いからいったん売る」そして、「底値を確認してから買う」となりますか。
けれど、短期の値動きを予測することはプロでも難しいのです。
MUFG資産形成研究所のレポートに、過去30年(1995年7月〜2025年 6 月)
のS&P500 に「史上最高値のタイミングで投資」した場合と、
「タイミング問わず投資」した場合の比較がありました。
「史上最高値のタイミング」も「タイミング問わず」投資開始した場合でも、大差はありません。
驚いたのは、3 年後のリターンは「史上最高値のタイミングで投資」が+46%に対し、
「タイミング問わず」は+41%、5年後は+82%に対して「タイミング問わず」は +76%です。
不思議に思いませんか。レポートでは、以下のようにあります。
~最も上昇した日(Best Days)が、大幅下落の前後、
あるいは下落局面 の最中に出現しやすい点である。~
年間最大上昇日と最大下落日の間は、僅かで20日以内に収まる確率が40%です。
「高値で買ってしまった。下がった。」としても、
次の上昇までは1か月くらいということです。
この結果は、「高値掴み」を過度に恐れて投資開始を先送りすることが、
かえって機会損失につながることを示唆しています。
最も上昇した日Best Daysを逃してしまうと
下図はS&P500の年率リターンのうち、最も上昇した日を逃した場合のリターンです。
30年間のS&P500の平均リターンは8.4%(配当含めず)でした。
ところが、最も上昇した10日間を逃す(保有していなかった)とリターンは5.6%です。
ベスト20日を逃すと3.7%に、ベスト50日を逃すと、なんとマイナスです。
30年間のうちの50日!ですよ。
安易なタイミング売買によって “Best Days” を取り逃すこと自体が、
長期リターンを押し 下げる要因となってしまいます。
そもそも、今が最高値か最安値かなんて分かりません。
だったら、「長期・分散・積立て」なら、タイミングは関係ありません。
株式は上下にブレ、下がってもいずれは戻り上昇なら下がっても持ち続ける。
長期の資産形成が目的なら、タイミングを計ろうとする行為そのものが
リターン低下となることを知るべきです。
短期売買は、結果として大幅上昇局面を逃す確率を高めます。
長期投資の成果を決めるのは、投資額以上に「時間」です。
開始を遅らせ複利効果を味方につけないのは合理的とはいえません。
いつか行こう、いつでも観られる、と思っていたジャカランタは10年ぶり。
投資も同じかもしれません。「良いタイミングが来たら」と、待っているうちに、
高値掴みより怖いのは、最も大切な「時間」が過ぎてしまうことです。
「取り戻せないのはお金ではなく時間」、ジャカランタが教えてくれました。
「買いのタイミングを気にするよりは、今すぐ始め長く持ち続ける。」
Time, not timingです。