昭和はそろそろ卒業しないと

 

猛暑の最中、

コロナの勢いが止まりません。

 

先週第4回目のワクチン接種をしました。

翌日、やっぱり発熱し、ロキソニンと氷漬けでしのぎました。

 

皆様

くれぐれもご自愛ください。

 今も生きている昭和の

ワクチン接種の帰り道、某高等学校の校舎に

「全国高等学校ワープロ大会予選2位通過」の垂れ幕を見つけました。

「ワード検定」ではなく、「ワープロ競技会」にレトロな印象をうけ、

早速検索してみると・・・、今でもワープロは健在のようです。

ワープロ《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》

ワープロ懐かしい、昭和だなぁ。。。

ワープロ→フロッピーディスク→山口県阿武町の4630万円誤送金、と連想ゲームが止まりません。

4630万円振込み騒動自体も驚きでしたが、自治体が金融機関とのやり取りに

フロッピーディスクを使っていたことの方が衝撃的でした。

フロッピーディスク、今もあるんだ。

で、またまた検索してみると、

山口県では、

「職員の給与、県の公金の支払いに関する金融機関のデータの送付をする場合にフロッピーディスクを使っております」

 

金融機関に持ち込み。。。

フロッピーディスクを使っているということは、当然ワープロも存在する。

一部の自治体も、銀行もワープロとフロッピーディスクで仕事をしている。

「ワープロ競技会」が成り立つ。。。

 優しい日本社会

昭和の頃の「世界第2位の経済大国日本」は何処へで、

賃金は 英国、フランス、ドイツ、カナダ、韓国にも追い越され35カ国中24位、

労働生産性も日本だけマイナスと衰退が際立ちます。

平均賃金と労働生産性《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》

賃金が上がらない、労働生産性が延びない理由は、

・高齢化の進展

・デジタル化の遅れ

・雇用形態の違い 

・前回紹介しましたエンゲージメントの問題など、一つではありません。

でも、私には日本という社会が優しい、優しすぎる社会だからと思えてなりません。

その代表は「終身雇用制」です。

企業業績の8割は2割の社員が生み出している 「8対2の法則」は

年功序列の終身雇用制が大きく関係しています。

賃金は能力給ではなく、そこに働く全員のコンセンサスで分け合う。

自分、あるいは他者が首になるよりは賃金が上がらない方を良しとする。

会社が存続してくれるなら、賃金カットも受け入れる。

企業も、嘗てのバブル崩壊やコロナ禍での苦い経験から、

少しぐらい業績が上がっっても、内部留保に回し、容易に賃金は上げたくない。

その代り、ドラスティックな解雇もしない。

ただし、賃金が上がらないと当然労働意欲は下がります。

仕事への意欲が湧かないから、学びも自己啓発も必要ない。

低賃金がもたらすものは、後退で縮小均衡のようです。

上司がフロッピーディスクを良しとすれば従い、

デジタル化に遅れ、余分な仕事と人員を受け入れても仕方がない。

優しい組織社会なのです。

 みんなで貧しくなる。。。

ところが、周りの国々は違います。

優しい社会の日本だけがどんどん遅れ沈んで行く。

世界競争力ランキング《平賀ファイナンシャルサービシズ㈱》

時代は変化し、テクノロジーに限らず日々進化しています。

昭和型社会に甘んじていると、その行き着く先はみんなが貧しくなる。

それでいいはずはありませんよね。

国としては、雇用の流動性を促し、

レイオフにあっても生活を支えるセイフティーネットを整えることや

学び直し、リスキリングの良い手本が海外にあるのですから積極的に取り入れる。

個人で出来ることは、収入の道を単線ではなく複線にする。

今の雇用先で得る収入が全てではなく、妻帯者ならWインカムに、副業を持つ、

資産からのインカム収入を目指すなどです。

勿論どれも一朝一夕ではないと思います。

中でも、金融資産からのインカムは、少々時間がかかりますが、

不動産投資などと違い大きなお金がなくても誰でも第1歩は踏み出せます。

まずは、金融の基礎的なことを学び、

確定拠出年金やNISAでなるべく早く種銭を作る。

昭和の時代の銀行預金だけに偏った資産形成では、

やがて生活が立ち行かなくなるのではと、危惧します。

難しそう、面倒、やり方が分からないと思われるかも知れません。

だったら、始めは習って下さい。

自己流よりもはるかに効率が高いです。

株式投資を味方につけて下さい。

やがて資産からの収入、値上がり益や配当収入が実感できると

労働収入だけに頼らない余裕が持てます。

「確定拠出年金」「NISA」の始め方が分からない方。

資産計画の作り方、ライフプラン作りを一緒に見て欲しい方。

ご連絡下さい。

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