国民の80%が銀行口座を持たないから

日本に住んでいると銀行口座を持たないで生活できるなんて、考えづらいと思います。

でも、同じアジアのカンボジアでは国民の80%が銀行口座を持っていない。そこで、カンボジア国立銀行がデジタル通貨「バコン」を立ち上げたとのことです。デジタル通貨って、ブロックチェーンで管理する(?)今話題のリブラであり、ビットコインのことですよね。

 

ちなみに、カンボジアの携帯電話の普及率は150%。これを生かさない手はないので、「バコン」は日本のフィンテック企業とともに開発したとのことです。

 

日本は、消費増税以来キャッシュレス決済を奨励してますが、これは普及率において他の国に比べ格段に低いのも原因のひとつでしょうか。

私は、専らスイカを利用していますが、使い始めるとキャッシュレスは便利ではあります。第一ATMで現金を下ろすたびに110円の手数料を払うなんてもったいないことが少なくなったうえに、決済時も早くて楽です。

 

日本は、通貨への信頼も厚く、銀行の数も多くATMもたくさん備わり、いつでも使え便利がゆえにキャッシュレス化が進まない。

そうか、今まで便利、当たり前と思っていたことは、次のもっと便利、その先の進化の妨げになるのかもしれないなぁ。。。