幻想の夏

災害的暑さが続いています。

「猛暑」「酷暑」なんて言葉では追いつかないので次は「災害」ですか。

ただ、この暑さが状態化すれば、もはや「災害」ではなくなり今年の夏も酷い暑さだったねぇ、と慣れてしまう。

 

小学生の頃、夏休みのたびに訪れた母の実家宮城県小牛田の夏の朝が好きでした。

朝靄や川霧はその日の暑さを予感させつつも、新しい今日の誕生は涼やかでさわやか。朝目覚めるのが楽しくてしかたありませんでした。

今では幻想のようにも思われて来ます。

あんな夏の朝はもはや出会うこともないのでしょうか。