参議院選挙がスタートしました。
各党の公約をみると、給付金か減税かの選択肢だけのように思えてしまいます。
米国が自国第一を打ち出し、なりふり構わず剛腕をもって
関税や政府支出削減に動いている第一の理由は、政府債務削減のためです。
米国の債務はGDP比で約1.2倍、日本は約2倍です。
絶対額では米国の約36兆ドルは日本の約4倍と多額です。
だから借金減らしに躍起になっているのです。

主要先進国の中でも日本の債務は突出して多く、更に膨らみ続けています。

少し税収が増えたからと言って、
債務削減ではなく即還元(現金給付・減税)でよいのでしょうか。
稼ぐ力GDPとのバランスでは日本の方が米国より深刻なはずなのに、
財政健全化なんて、どの党も誰も何も言わない。
本当にこのままで大丈夫なのか。
投票先が見つからない。