一人社長の時代

えっ、本当に、間違いでは…。3月28日の日経朝刊『韓国、学歴主義が招く出産減昨年出生率初の1割れ、低下止まらず記事です。

~結婚しない人も増えている。韓国統計庁によると20~44歳の未婚率は男性が05年の48%から15年は58%に、女性は34%から45%にそれぞれ上昇した。~

 

ザックリみても、働き盛りで出産適齢期にある人の半分が結婚しない独身ってことですよね。むしろ合計特殊出生率0.98%が多く思えてしまいます。韓国は若年層の失業率も9.1%と高く、恋愛・結婚・出産・住宅・人間関係もあきらめる『5放棄』。

今流行るのは、もはやすべてをあきらめた「イセンマン」(人生終わった)という新造語だ。~

 

この現象をもたらしたのは、韓国の根強い学歴至上主義が根源なのだそうだ。それにしても、韓国の若者にはあまりにも絶望的な状況ではないのか。日本はどうなのか…。

 

山本憲明著『会社は一人で経営しなさいは、人口減少が進む日本において会社を立ち上げ売り上げを伸ばし、会社を大きくしていく従来の拡大経営からの発想転換のススメです。自分が「投資家」と「経営者」の目を持ち、個人の生活が成り立つところを出発点に売り上げや利益率を求める。一人でも自分の満足の行く会社で持続可能なように経営すれば、いらぬ心配やストレスをため込むこともない。

 

大企業に就職するために激しい競争をし、大半が落ちこぼれ挫折感を味わいつつ職にあぶれてしまう…。そんなことなら、社員ゼロの一人社長を目指す方が余程たやすくハッピーかもしれません。